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プレゼンが苦手!克服するための2つの方法【あがり症の人必見】

「プレゼンが苦手。あがり症だから声は震えてしまう。」
「自分にはプレゼンは向いてない。」

そんなひとは多いのではないでしょうか?

大丈夫です。

プレゼンは、誰でも上手にできます。

ポイントは、「誰でも」です。
必要なことをやれば、誰でも上手にできるのです。

現に、小鹿のように震えて聞いている人が心配してしまうようなプレゼンしかできなかった私がお客様からプレゼンが素晴らしい、わかりやすい、なんて言ってもらえるようになりました。
ほぼ競合企業に決まっていた案件も、プレゼンで逆転することもできました。

本記事では、私が実際に行ったプレゼンが上手になる為の基本的な2つの方法をお伝えします。

プレゼンが上手になる2つの方法

方法は以下の2つです。

方法①:プレゼン資料は6ステップで作成する

方法②:とにかく練習する

 

え•••。①はともかく、練習って•••そんなのやってるし、
それでも出来ないから悩んでるのに•••


そうですよね、確かにそんな簡単にできるようになるなるのか、と
疑問に思われる方も多いでしょう。

しかし、この2つを確実に両方行うことが、プレゼン苦手克服の近道です。

それでは、具体的な内容をみていきましょう。

方法①:プレゼン資料は6ステップで作成する

資料はプレゼンの大事な要素です。
Power Pointを使って資料を作成される方が多いかと思いますが,
いきなり資料作り始めてる方はいませんか?

資料をいきなり作り始めてはいけません。

では,どのように資料を準備するのか?
6つのステップで作成しましょう。

6つのステップ:
①目的,聞き手を整理して書き出す
②提案書の骨子(スライド)を書き出す
③論理的にストーリーに矛盾がないかチェック、スライドを並び替える
④パワポを作成する
⑤第三者にプレゼンを聞いてもらう
⑥修正する


ステップ1  目的,聞き手を整理して書き出す


資料は、別に綺麗に作らなくてはいけないとか、カッコいい資料にしなくてはいけない、というわけではありません。 

極論、目的を達成すれば良いのです。

たとえば、

目的の例:
・お客さまに商品を買ってもらう
・上司に企画を採用してもらう
・昇格試験に合格する

いくらカッコいい資料を作っても、商品を買ってもらわなければ意味ありません。
企画資料がよくまとまっていても、採用してもらわなければダメですよね。
昇格試験で自分の実績をたくさん並べても不合格ではこれまた意味ありません。

プレゼンで相手にどう行動して欲しいのか(=目的)、その行動を促す内容になっているかが最重要になります。
その為,まず最初にこのプレゼンの目的を設定しましょう。

また,相手が誰なのかによっても内容を変えていく必要があります。
たとえば,プレゼンで商品を提案する場合,その商品について全く知らない人と、ある程度知っている人には説明する内容が異なってきます。全く知らない人には幅広い説明が必要ですが,知っている人に一から説明しても,『それ知ってるよ!』と飽きさせてしまいますよね。

また相手が知りたいことよりも別に興味がないことを長々と説明してしまうと,本当に相手が知りたいことに割く時間が空くなってしまいます。

聞き手が何を知っているのか,何を知らないのか,何に興味があるのか,などを目的の次に整理して書き出してみましょう。


ステップ2  提案書の骨子(スライド)を書き出す

目的や聞き手をきちんと整理できたら,プレゼンで話す内容をスライド別に洗い出します。

ここで重要なのは,内容までは書かないということです。
まずはメモ帳かパワポの目次ページにスライドのタイトルだけを書き出します。
そして,①で整理した目的や聞き手を意識して必要なスライドが漏れていないか,または不要なスライドがないか,を確認して,追加削除を行います。


ステップ3  論理的にストーリーに矛盾がないかチェック

さて,ここまでで半分です。
スライドが洗い出せたら,次は並び替えです。
並び替えに重要なのが,論理的にストーリーに矛盾がないか,です。

論理的ってなに?


と思いますよね。論理的思考ができる人は結構スーッと作れるのですが,あまり得意じゃないよーって人は難しいかもしれません。
以下の型を使って並べ替えをオススメします。

オススメ型①  PREP

結論・主張(Point)ー理由・根拠(Reason)ー具体例(Example)ー結論・主張(Point)


 例)昇格試験プレゼン

     結論:私が昇格できたら,新たに●●や●●ができる
              ようになり,会社にこんな利益があります。
   
   根拠:なぜなら,私には2つの能力があるからです。
      能力1:リーダーシップ
      能力2:課題解決能力
  
   具体例:たとえば,私は●●プロジェクトのリーダー
          としてプロジェクトを成功させました。
            〇〇のトラブル時に・・

     結論:このように,私が昇格できたら,これらの能力      
              を使って新たに●●や●●ができるようになり  
     会社に貢献ができます。

 

オススメ型② SDS型

概要(Summary)ー詳細(Detail)ーSummary(全体のまとめ)

これは何かを説明する,理解してもらう,というプレゼンで,とても汎用性の高い型となります。
いきなり細かい話をされても,聞き手はついてきてくれません。
このプレゼンでは,どのようなことを伝えたいのか,
いわゆるアジェンダをまず最初に説明しましょう。
そして最後に、本日はこんなことをお話しました。とクロージングすることで,聞き手の頭の中を整理する効果があります。
 

オススメ型③ 問題解決型

現状分析ー課題ー原因分析ー解決策

この型は,社内で何か新しい取り組みを提案したり,問題や課題を解決するための提案する場合などに有効です。私は実際にこの型を使って以下のような提案をしたことがあります。

  例)
  現状分析:自社のホームページからの集客が少ない。
       アクセス数が伸び悩んでいる。
       分析をした結果,問い合わせページの
           途中で離脱しているユーザが多い。

  課題:  問い合わせページに課題がある。

      原因:  必須入力項目が多くて,ユーザが途中で
       入力をやめてしまう。
  
  解決策: 必須入力項目を減らし,スクロールなしで
             入力ができるようにページを変更する。

このような型を使いつつ,相手が知りたい情報をなるべく前半に持ってきて,内容も多く盛り込むのがオススメです。
 

ステップ4  プレゼンを作成する

ここまでくれば,あとは内容を肉付けしていくだけです。
プレゼンスライドの中身作成のポイントは1つです。

 シンプルに。1スライド1メッセージ

メッセージが複数ある場合は,スライドを分けましょう。
スライドの数が増えてしまうのは問題ありません。

ステップ5  第三者にプレゼンを聞いてもらう

 
できれば上司に聞いてもらいましょう。
上司にちゃんに了承をもらった上でプレゼンに臨むことで,仮に失敗しても,上司もちゃんとOK出したよね?と責任をとってもらうことができます(笑)

あとは,やっぱり本音を言ってくれる人に聞いてもらうのが良いです。
 内容をあまり知らない人に聞いてもらうのも良いです。
知っていると分かりにくくても理解できてしまうので、第三者目線の正直な感想が改善につながります。 
 

ステップ6  修正する

 
最後に,指摘された箇所の改善を行います。
場合によってはストーリーの変更(並び変え)を行います。
修正後は,もう一度第三者に聞いてもらうのが良いでしょう。

方法②:とにかく練習する

練習は既にやってるよ!と思った方,どれぐらい練習してますか?

あのプレゼンの達人スティーブ・ジョブスは10分弱のプレゼンに,本番の数週間前から準備をして,リハーサルは丸2日,本番環境で1〜2回本番練習をしていたそうです。

プレゼンに苦手意識を持ってる人の最大の要因は,準備不足です。
自身がないから声が震えて、うまく話せないのです。

私の推奨する練習方法は、

とにかく声に出す
録音する
時間を測る
カンペを見ないでで言えるようになる
できれば本番と同じ環境でリハーサルを行う

これぐらいやれば、ちゃんとしたプレゼンができます。一回上手くいけば成功体験となり、苦手意識はなくなるでしょう。

まとめ

6ステップの資料作りと十分な練習の2つを行えば、確実に成功します。
あがり症でも人前に出るのが苦手な人も大丈夫!

ぜひ、お試し頂いて成功体験を作ってください。

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